日本における研究とその歴史について

世界規模で見ても日本でのキトサン研究は進んでいると言われています。
蟹工船から始まった研究は1977年にアメリカ・ボストンで始まった国際会議を皮切りに、日本ではシンポジウムが開催されました。
こちらは現在の日本キチン・キトサン学会の前身となる研究会のシンポジウムで有り、大阪で鳥取大学の平野茂博教授を世話人として開催されました。

そして、その後も勢いを止めることはありません。
農水省が1982年に発表した「未利用生物資源バイオマス」開発計画、そして同年には国際会議が札幌で絵開催されたのです。
この短期間で国際会議が開かれたという実績だけを見ても、どれだけ日本が研究において優秀な成果を出していたのか予想することが出来ます。

その後も快進撃は止まらず、全国の大学に助成金を交付するなどの試みもあって研究は一気に加速していきます。
そして1986年にはキチン・キトサン入りの健康食品が富士バイオ株式会社から発売されます。
そこからは爆発的に知名度を得て、大手食品メーカーからも特定保健用食品として認定を受けた形として商品化されるまでに至ったのです。
食品だけでなく、農業や繊維、電化製品にもその応用範囲は広がりを見せています。